経歴
大学時代はボランティアサークルに所属。障害を持つ子どもたちの学童保育のボランティア活動に深いやりがいを感じる日々を過ごす。
ボランティア先であるNPO法人の理事長から「福祉の現場経験がある人が、法律の専門家として支援してくれたらありがたい」との言葉を受け、福祉業界にも法律の専門家として貢献できる道があることに気がつく。
卒業後は弁護士を目指して司法試験への挑戦を続けていたが、合格に届かず数年が経過。
2004年になかなか司法試験に合格できない自分に対して、現在の妻から「就職するか別れるかどちらかにして」と選択を迫られ弁護士試験を撤退。その際、せっかく身につけた法律の知識を無駄にしないため、行政書士試験を受験し合格する。
福祉業界に関わりたいという思いから、介護保険のレセプト請求ソフトの会社に就職。販売・設定サポートスタッフとして5年半勤務し、国保連の請求実務やソフトの設定サポートを行う。
介護事業所に訪問して支援をする中で、介護現場の職員が精神疾患を持つ高齢者への対応に苦労されている様子を目の当たりにし、福祉の仕事をしている方により寄り添った仕事をしたいと決意が固まる。
そして、福祉の仕事をしている方へのサポートを通じて、良い福祉サービスを世の中に増やしたいという想いから、障害福祉専門の行政書士として開業を決意。
現在は福祉の法律・制度に詳しく、また、福祉の現場を知る専門家として、全国の障害福祉サービス経営者のサポートを行っている。
また、「一般社団法人日本介護協会 顧問」「一般社団法人全国介護事業者連盟 監査」を務めるなど、福祉業界全体の発展のための活動も精力的に行っている。
仕事へのこだわり
想いを持って開業した経営者が、壁にぶつかり心が折れてしまわぬよう、単なる手続き屋としてではなく、経営者の想いに寄り添った伴走支援を行っている。
また、「経営者」と「行政」の双方から「放デイラボなら安心」と言ってもらえるように、制度の表面的な理解に留まらず、その背後にある根拠や趣旨まで深く読み解き、さらに、全国での豊富な支援実績に基づく根拠あるアドバイスを提供している。
全国各地のローカルルールまで把握し、数多ある手続きの落とし穴を回避することはもちろん、万が一、問題が発生した場合でも行政と粘り強く交渉しながら、クライアントが「安心」して経営できるサポートを行っている。
将来のビジョン・ミッション
「障害福祉サービスの経営支援」を通じて、想いがある経営者が、難しい制度につまづくことなく理想の施設を立ち上げ、質の高い福祉サービスが全国に増えることで、必要な人が適切な支援を受けられるような「暮らしやすい社会」の実現を目指している。
趣味
趣味はスポーツ観戦。
推しの選手を準備期間から本番の大会に望むまでウォッチし、監督との関係性や戦略、体調、その他諸々の情報を踏まえた上で観戦する。それでもなお、予想通りの結果にはならない筋書きのないドラマに感動してやまない。