解決事例

「法令遵守の芯が通ることで、療育の質が高まる。」──サンプルアンドシーケンス様

「法令遵守の芯が通ることで、療育の質が高まる。」──サンプルアンドシーケンス様
サンプルアンドシーケンス 渡部俊亮様

サンプルアンドシーケンス 渡部俊亮様

児童養護施設や放課後等デイサービスで約15年の現場経験を持つ渡部様。独立にあたり「法令面の知識を体系的に学ぶ機会がなかった」という課題を抱えていました。

放デイラボへの依頼後、法令遵守の不安がゼロになり、本来の療育業務に集中できる環境が整ったことで、2027年秋には2店舗目の出店も計画されています。

サンプルアンドシーケンス 渡部俊亮様

「放課後の時間をただ安全に過ごすだけでなく、子どもたちのつまずきや生きづらさに目を向け、一つひとつ着実に積み重ねていく療育」を理念に掲げるサンプルアンドシーケンス様。代表の渡部様は、長年の児童福祉現場での経験を経て独立を決意されました。 

しかし、これまでの現場経験の中で、制度や法令の解釈が曖昧なまま運用される場面も目にしてきたからこそ正しい経営・運営への強い不安を抱えていらっしゃいました。

本事例では、渡部様と行政書士法人放デイラボ代表の小澤様との対話から、厳しくも愛のある伴走支援の過程と、法令遵守が療育現場にもたらした本質的な変化についてご紹介します。

—当時、どんな状況でご相談されたのでしょうか。

—当時、どんな状況でご相談されたのでしょうか。

小澤さん:
「渡部さんが当法人にご相談に来られたのは、まさに独立開業を控えられていた時期でしたね。改めて、当時の状況や抱えていた課題についてお聞かせいただけますか?」

渡部さん:
「はい。私は児童養護施設で約6年、その後放課後等デイサービスで約9年間施設長を務めてから独立を決意しました。ただ、これまでの現場経験の中で、制度や法令の解釈が曖昧なまま進んでしまう場面も見てきて、このまま独立して本当に大丈夫なのかという不安がありました。

小澤さん:
「長年福祉の現場でご活躍されてきた中で、ご自身の経験に対してどのような危機感をお持ちだったのでしょうか?」

渡部さん:
「当時は売上の数字だけを見て、自分は仕事ができる人間だと思い込んでいました。けれども、今振り返ると、制度や法令を正しく理解したうえで成果を出していたというより、現場感覚や勢いに支えられていた部分も大きかったと思います。

このままでは、独立後に自分の判断がどこかで大きくずれてしまうのではないかという危機感がありました。

小澤さん:
「独立してご自身で事業を立ち上げるとなると、責任の重さも全く変わってきますからね。」

渡部さん:
「おっしゃる通りです。家族もいますし、社員を雇う立場にもなります。私の一つの判断ミスが、彼らの生活に直結してしまうという不安がありました。

だからこそ、制度理解の甘さから不適切な運営につながることのないよう、 なんとかクリーンに運営したいと強く思っていたんです。」

小澤さん:
「クリーンな運営を目指すにあたって、ご自身でもかなり勉強されていましたよね。」

渡部さん:
「はい。休日には厚労省の資料などを読み漁って、なんとか読み解こうと努力していました。ただ、インターネットや資料で概要は分かっても、それを現場の実務としてどう実践するのかという『コツ』が分からなかったんです。『本当にこの解釈でよいのか?』と不安ばかりが募りました。」

小澤さん:
「理想の福祉論だけでなく、社長業として実務に落とし込む難しさに直面されていたのですね。ご家族にはその不安をご相談されていたのですか?」

渡部さん:
「独立準備の段階では、まだ周囲に広く話せる状況ではなかったため、相談できたのは妻だけでした。妻は営業面や集客面について『あなたなら大丈夫』と言ってくれましたが、私としては『誰かに確認してもらわないと危ない』と強く感じていました。そこで、しっかりと正しい道へ指導してくれる専門家を探し始めたのがきっかけです。」

—なぜ放デイラボに依頼しようと決めたのですか?

—なぜ放デイラボに依頼しようと決めたのですか?

渡部さん:
「前職で『HUG』という請求ソフトを使っていて、そのオンラインセミナーに小澤先生が登壇されていたのがきっかけです。

全国の人が見ているオンラインの場で、『駄目なことは駄目』と明確に言い切る先生の姿勢にすごく感銘を受けまして。セミナーが終わってすぐに電話をかけました。」

小澤さん:
「そうでしたね。YouTubeやセミナー経由でお問い合わせいただく機会は多いのですが、私はただ耳障りの良いことを言うのではなく、正直にお伝えすることが一番大事だと考えています。」

渡部さん:
「実は他のコンサルタントや士業の方にも相談していたのですが、『最終的には自己責任で』とはぐらかされることが多かったんです。でも小澤先生は、最初の電話で『それはグレーです』『セミナー内容をそういう切り取り方で話されると困ります』としっかり叱ってくれました。」

小澤さん:
「かなり厳しくお伝えしましたね(笑)。事業を始められる方には、『本当のところどうなの?』という疑問に対して、明確に回答するのが私の役割だと思っていますから。」

渡部さん:
「叱られた瞬間はドキッとしましたが、同時に『自分を正してくれるのはこの人しかいない』と確信しました。

さらに、先生からは『事業は奥さんの協力なしには成り立たない。奥様にも本当のことをすべてお話して、理解したうえでOKをもらわないと開業はお勧めできない』と言われましたよね。」

小澤さん:
「はい。脱サラで開業される場合、私は原則として正式依頼の前に奥様ともお話しする機会を設けています。大きなお世話かもしれませんが、事業の成功を完全に保証することはできなくても、最悪の事態である『家庭崩壊』を防ぐサポートはしたいという想いがありまして。」

渡部さん:
「士業の先生からそんなお話をされたのは初めてでした。妻にその話をすると、『あなたみたいなタイプは、誰かに厳しく言われないと分からない。小澤先生しかいないでしょ』と強く後押ししてくれました。『もし小澤先生に依頼を受けてもらえなかったら、一回この話はストップしよう』とまで言われていたので、本当に大きな決断でした。」

小澤さん:
「ご家族の生活がかかっていますから、心配の元となる情報リスクをすべてお伝えした上で、奥様に判断していただきたかったのです。奥様の許可を得て事業を始められるケースの方が、長く続く傾向があるんですよ。」

渡部さん:
「そうですね。昨今は不正のニュースも飛び交っていますから、家族の幸せまで見据えて寄り添ってくださる姿勢は、依頼への最大の決め手になりましたし、本当に価値があると感じました。」

小澤さん:
「ありがとうございます。渡部さんがご自身の状況を包み隠さず、等身大で向き合ってくださるからこそ、私も本音でお話しできました。」

—実際の対応や進め方で、印象に残っているエピソードはありますか?

—実際の対応や進め方で、印象に残っているエピソードはありますか?

小澤さん:
「ご依頼後、日々の運営に関してさまざまなやり取りをさせていただいていますが、実際の対応や進め方についてはいかがでしょうか?」

渡部さん:
「何より、返答のスピードと正確性が他とはまったく違いました。質問した私の方が追いつけないくらいです。『この行為にはこういうリスクがあるからおすすめできない。やるならこういう覚悟が必要』と全部整理して伝えてくれるので、少しオーバースペックに感じるくらい安心感がありました。」

小澤さん:
「個別具体的なケースでの要件確認などは、どうしても迷う部分が多いですからね。」

渡部さん:
「ええ。普段から、イレギュラーが発生した時や、『こう動くと法令から外れないか』と迷った時は、担当の森井先生に気軽にLINEや電話で質問させていただいています。」

小澤さん:
疑問があればすぐに聞いていただける環境を作ることで、安心して運営に集中していただきたいと思っています。

森井をはじめ、当法人のスタッフは常にお客様に寄り添う姿勢を大切にしています。そういったやり取りの中で、特に印象に残っているエピソードはありますか?」

渡部さん:
「昨年のお盆前のテナント探しの時ですね。焦りのあまり、『少し無理のある判断をしそうになった時でも、小澤先生や森井先生が『駄目なものは駄目』としっかり手綱を握ってくださって。

物件の最終候補でも、森井先生から『ここは怖いのでやめましょう』と冷静に止めていただきました。」

小澤さん:
「あの時期は本当に大変でしたね。あそこで妥協してしまっては元も子もありませんから。

渡部さんが『怒られてもいいから、ちゃんと直したい』という姿勢を常に持ってくださっているからこそ、我々も本気で向き合えました。」

渡部さん:
「あの冷静なサポートのおかげで、今の物件にたどり着くことができました。開業後も、急に行政の訪問があって慌てて森井先生に相談した際、『法令の中の訪問ではないので、落ち着いて対応すれば大丈夫です』とすぐに的確なアドバイスをいただき、本当に心強かったです。」

小澤さん:
「不安な時にすぐに質問していただける環境をご提供できたのは、とても良かったと思っています。私たちとしてはできうる限りお客様に寄り添って、なるべく早く回答してサポートしたいという思いで日々動いています。」

渡部さん:
「そうしたチーム体制での日々の真摯なサポートのおかげで、今は3年に一度の行政検査に対する不安もゼロになりました。本当に心強いです。」

—依頼の結果、どのような変化がありましたか?

—依頼の結果、どのような変化がありましたか?

渡部さん:
「一番の変化は、以前は『とりあえずやってみて、ダメなら直せばいい』という感覚だったのが、今は一度立ち止まって考えられるようになったことです。

『これは今やる必要があるのか』『事業として本当に必要なのか』を整理してから動くようになりました。」

小澤さん:
『やらないことを決められるようになった』とおっしゃっていましたね。ご自身を追い込まず、優先順位をつけて進められるようになったのは大きな変化だと思います。」

渡部さん:
「そうですね。事業が勢いだけでなく、現実的な形で動き始めた感覚があります。それに、法令面での不安がゼロになったことで、他の業務や、社員の幸せについて考えることに集中できるようになりました。」

小澤さん:
「不安がなくなることで、本来の業務にしっかりと専念できる環境が整ったのですね。」

渡部さん:
「はい。法令を守るという『一本の芯』が通ったことで、他の業務も安定しました。正しいルールや姿勢といったマインドがないと、どんなに技術があっても駄目だということが、私だけでなく社員にもしっかり伝わっています。」

小澤さん:
「渡部さんのそうした理念や姿勢が、事業所全体に行き渡っているのですね。」

渡部さん:
「ええ。面倒くさいことでもルールを守り、それを乗り越えた先に素晴らしいことがある。それを子どもたちにも伝えることで、結果的に『療育の質』に直結していると感じています。」

小澤さん:
「業務の発展だけでなく、利用者様や職員の皆様の幸せまで含めて良い影響が出ていると伺えて、我々としてもこれほど嬉しいことはありません。」

渡部さん:
「2027年の秋には2店舗目も計画しています。社員がしっかりしていれば、たくさんの子どもたちが幸せになれますから。これからも法令遵守という軸を大切に事業を進めていきます。」

小澤さん:
「渡部さんは、分からないことを分からないままにせず、必ず確認しながら進めてくださいますよね。その積み重ねが、今の安定した運営につながっているのだと思います。」

—どのような方に放デイラボはオススメですか?

—どのような方に放デイラボはオススメですか?

小澤さん:
「最後に、これから独立を考えている方や、以前の渡部さんと同じような悩みを持つ方へメッセージをお願いできますでしょうか。」

渡部さん:
「独立する時は、プレッシャーや法令への不安など、多くの懸念がノイズとなって付きまとうと思います。もし法令面に少しでも不安があるなら、早めに外部の専門家に頼るべきだとお伝えしたいです。」

小澤さん:
「そうしたノイズを取り除き、安心して事業に集中できる環境を作ることが我々の役割だと考えています。改めて、当法人をどのような方にお勧めしたいですか?」

渡部さん:
「自分自身のことだけでなく、ご家族のこと、通ってくれる子どもたち、そして働いている社員の幸せまで、本気で大事にしていきたいと考えている方に強くお勧めしたいですね。」

小澤さん:
「ありがとうございます。渡部さんはご自身を大きく見せず、常に等身大の姿を見せてくださいますよね。調子の良いことを言わず、その誠実さがあるからこそ、我々もサポートがしやすいですし、社員の方々もついてきてくれるのだと思います。」

渡部さん:
「そう言っていただけると嬉しいです。社員がしっかりしていれば、たくさんの子どもたちが幸せになれますから。これからも法令遵守の軸をぶらさずに事業を進めていきたいです。」

小澤さん:
「担当の森井も、『日頃から密にご連絡をいただけるので、事業所の様子が手に取るようにわかってありがたい』と申しておりました。

小さいことから大きいことまで悩みが出てくると思いますが、今後の展開も含めて、我々も一緒に大きくなっていきたいという思いでおりますので、これからも遠慮なくご連絡くださいね。」

渡部さん:
「本当に心強いです。これから2店舗目の展開なども控えていますし、もっと大きな壁にぶつかることもあると思います。ですから小澤先生、もし私が変なことを言い出したら、これからもこっぴどく怒ってください(笑)。」

小澤さん:
「もちろんです(笑)。寄り添いながらも、時に厳しいことをお伝えするかもしれませんが、『良薬は口に苦し』と思っていただければ。

そして何より、奥様の支えがあってこその事業ですから、奥様との『妻には反論せず、「はい」か「Yes」で返事する』という約束も引き続き大切になさってくださいね。」

渡部さん:
「はい、それは痛感しております(笑)。一層厳しくご指導いただきながら、これからも子どもたちと事業の成長のために、引き続きよろしくお願いいたします。」

編集後記

渡部様、貴重なお話をありがとうございました。 

今回の取材を通して強く感じたのは、法令遵守という「守り」の姿勢が、実は療育の質を高め、スタッフや子どもたちを幸せにするという「攻め」の原動力になっているということです。 

現場経験の中で目にしてきた「グレーなやり方」に危機感を抱き、あえて厳しい専門家をパートナーに選んだ渡部様の覚悟。そして、家族の家庭崩壊を防ぐことまで見据えて本音でぶつかる小澤様の伴走。

日常の細かな不安には森井様をはじめとするスタッフがスピーディに寄り添うという、強固なチーム体制と深い信頼関係が、素晴らしい施設の基盤を作っているのだと感じました。 

2027年秋には2店舗目の展開も計画されているとのことで、サンプルアンドシーケンス様の今後のさらなる飛躍を応援しています! 

インタビュアー:榎本元(株式会社グットアップ)

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